結婚式や披露宴のスタイルとして、最も人気が高いのがホテル。
充実した設備と一流のおもてなしで、ゲストも安心して過ごせることができます。
この記事では、ホテルウエディングのメリットやデメリット、ホテルウエディングの費用を抑える方法などについてご紹介します。
ホテルウエディング
ホテルウエディングは、トータルサービスのよさで人気の披露宴スタイル。
ここ数年で結婚したカップルの多くが、ホテルと結婚専門式場を選んでいます。挙式と披露宴両方を行うことができるという点が、高い人気の理由です。
ホテルウエディングは専門式場とともに気
結婚トレンド調査2019調べによると、挙式を実施した会場で、最も多いのが結婚専門式場、次いでホテルとなっています。キリスト教式や神前式など、どんな式にも対応が可能で、設備が充実していてどんな状況にも即対応してもらえる安心感から、ホテルを選ぶ人が多いようです。
ホテルウエディングのメリット
宿泊施設、設備、料理、サービスなどが充実していて、施設内で挙式・披露宴を行うことができるホテルウエディングは、多くのカップルに人気です。
(1)ホテル内にチャペルや神殿がある
ホテルで挙式・披露宴を行ったカップルの多くが理由のひとつとして挙げるのが、「ホテル内にチャペルや神殿がある」という点です。
施設内で、キリスト教式や神前式、どちらの挙式も行うことができますし、人前式のようなスタイルに対応することも可能です。進行もスムーズで、挙式後に結婚記念日などで思い出の場所として利用できるのも魅力です。
(2)ホテルにお得に宿泊できる
ホテルで挙式・披露宴を行うと、新郎新婦は宿泊が無料となり、ゲストも割引で宿泊できるという特典がつくことが多いもの。
遠方から訪れるゲストも、会場と同じ建物でゆっくり過ごせれば安心です。前泊、後泊など都合に合わせて利用することができます。
宿泊のほかに、ホテル内のエステやネイルサロンでブライダルプランが用意されていることもあり、サービスのグレードが高いのも特徴です。
(3)設備が充実している
ホテルなら、広々としたラウンジやロビーでゲストがくつろぐことができますし、クロークや駐車場などの設備も充実しています。また、ゲスト用の控室やきれいな化粧室が多数揃っているなど、配慮が行き届いています。
(4)ホテルならではの一流のおもてなし
ホテルは、いろいろなニーズに応えてくれる、おもてなしのプロがそろっています。新郎新婦はもちろん、親族やゲストにとっても安心感があります。
とくに年配者の満足度は高く、「○○ホテルで結婚式を挙げると言ったら、祖父母に大変喜んでもらえた」という声も、多く聞かれます。
ホテルのスタッフは、さまざまな経験を積んでいますので、予想外のことがおきてもスマートに対応してもらうことができますので、その点も安心ですね。
(5)プランが多く、個性的な演出もOK
「ホテルだと、形式通りの挙式・披露宴になってしまうのでは」と心配される方もいますが、最近は多数のプランが用意されていますし、ウエディングコーディネーターが常駐するホテルもあり、個性的なプランにも十分対応してもらうことができます。
また、バンケット(披露宴会場)での盛大な披露宴だけでなく、少人数プランを用意しているホテルも増えていますし、ホテル内のゲストハウスやレストランを利用する披露宴プランがあるホテルもあります。
ホテルウエディングのデメリット
多くのメリットがあるホテルウエディングですが、いくつか注意しなければならない点もあります。
(1)大安吉日は予約がとりにくい
ホテルウエディングは大変人気があり、大安吉日は予約が取りにくいことがあります。もし大安吉日に挙式をしたいなら、早めに抑えておくことが必要です。特に春や秋の季節は、1年前から予約が入っていることもあります。
ただし、「大安吉日にはこだわらない」というなら、予約が取りやすくさらにお得なパックを用意しているホテルもあります。
(2)持ち込み料がかかることがある
衣装や引き出物など、自分たちで選んだ品を持ち込む場合には、ホテルのプラン外であるという理由で持ち込み料が発生することがあります。
もちろん、すべてのホテルで持ち込み料が発生するわけではありません。持ち込み料がなく対応してくれるホテルもありますので、まずは希望を伝えて相談してみましょう。
ホテルウエディングのポイント
これまでご紹介してきたように、ホテルウエディングは一流のもてなし、充実した設備で人気ですが、大安吉日は予約が取りにくかったり、持ち込み料が発生して費用が高くなってしまうことがあります。
それでは、ホテルウエディングの費用をなるべく抑えるためには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。
(1)パックプランを選ぶ
司会者や演出、ドレス、テーブル装花などをすべて自分たちで準備すると、持ち込み料が発生したりセット割が使えなくなったりして、結果的に費用がどんどん高くなってしまいます。
ですから、なるべくホテル側で提示されたプランの中から選ぶ方がよいでしょう。
(2)こだわりポイントを減らす
ホテルウエディングの場合は、さまざまなパックプランが用意されていて、特に料理の幅が広く設定されています。
「一生の思い出だから」とランクアップをしたりテーブル装花を豪華なものに変更したり、こだわりたい演出やサービスを追加すると、あっという間に予算オーバーしてしまいます。
大切なのは、自分たちのこだわりを絞り込み、節約することとのメリハリをつけることです。
「自分たちが、どうしても妥協できない」というポイントを3つ以下に絞り、それ以外のところにはお金をかけないように、2人でよく話し合って、自分たちに合った結婚式を心がけてください。
(3)ブライダルフェアに参加する。
ホテルウエディングのプランは、宿泊料やエステなどが無料になるなどの特典がつくことが多いのですが、ブライダルフェアに参加すると、さらにお得なプランがつくこともあります。
ブライダルフェアでは、無料で料理の試食ができる他、別途デザートのチケットなどがもらえることがあります。デート代わりに十分楽しむことができますし、自分たちの結婚式や披露宴をイメージしやすくなります。
ぜひ、いくつかのホテルのブライダルフェアに参加してみることをおすすめします。
まとめ
ホテルウエディングはは、幅広い年代から信頼が高く安心感があります。
最近では、多様化するニーズに、何とか応えようとしてくれるホテルが増えていて、工夫次第で個性的な披露宴にすることは十分に可能。
主賓や職場の上司など、大切なゲストに満足してもらいたい、挙式と披露宴を同じ施設でスムーズに行いたいというカップルには、おすすめの挙式スタイルということができます。