ガーデンウエディングとは|どんな演出ができる?費用は?おすすめのドレスは?

緑ゆたかなガーデンで楽しむことができるガーデンウエディングは、新郎新婦がゲストと近い距離で楽しむことができると、年々人気を集めています。

ただし、当日の天候は予想がつかないので天候対策は万全の準備が必要。雨が降った時のセカンドプランに対応してくれる式場を選ぶのがおすすめです。

ガーデンウエディングとは

ガーデンウエディングとは、花や緑に囲まれた庭園やホテルの中庭などで挙式や披露宴を行うウエディングスタイルのこと。屋外ならではの開放感を楽しむことができますし、新郎新婦の緊張感もなくゲストもリラックスして楽しむことができるとして人気です。さらに最近は、感染リスクを下げるという点からも支持されています。

ピクニック気分で芝生にシート

ガーデンウエディングは、屋内のウエディングと違って天井も壁も柱もないので、広々とした自由なレイアウトのなかでパーティを楽しむことができます。

テーブルと椅子というスタイルにこだわる必要もありません。ベンチを置いたり芝生にシートを広げてピクニック気分で過ごしなど、ユニークなおもてなしをすることも♪
小さな子どもを連れたゲストも、ガーデンウエディングなら周囲に気を使うこともないので、安心してもらうことができますね!

バルーンリリースやバブルシャワー

ガーデンウエディングは、室内とは違う演出を楽しむことができます。
ガゼホ(見晴らし台)やアーチで新郎新婦が愛を誓い合う演出は、「海外の映画みたい」と大人気。

また、バルーンリリースやバブルシャワーなどゲストに参加してもらう演出も、雰囲気を盛り上げます。

ビュッフェやバーベキュー

ガーデンウエディングは、新郎新婦がゲストとの間を行き来できるビュッフェやバーベキュースタイルで行うのが一般的。
もちろん、式場によっては庭園にテーブルと椅子を並べてフルコースを用意してくれることもあります。

夏ならビアガーデン風のアウトドア風の料理を楽しんだり、キャンプ場をイメージした演出もすてきですね。

ガーデンウエディングのメリット

ガーデンウエディングのメリットは、何といっても開放感と多彩な演出を楽しむことができる点。また、プランによってはコストを大幅に抑えることもできます。

(1)個性的なウエディングが可能

ガーデンウエディングの魅力は、何といっても開放感でしょう。
青い空に緑の芝生、そして色とりどりの花々は、最高に映える美しさです。

さらに、ガーデンウエディングは昼に限らず夜も楽しむことができます。
ライトアップしたホテルの屋外などナイトガーデンでのパーティも、キャンドルやイルミネーション、都会の夜景など幻想的な雰囲気を楽しむことができると最近人気のガーデンウエディング。
工夫次第で、ゲストの思い出に残るウエディングを実現することができます。

(2)多彩な演出を楽しむことができる

バルーンリリースやバブルシャワーなどはもちろん、ナイトウエディングでは花火を上げるというオープンエアならではの演出も可能になります。

一般的な披露宴では、新郎新婦はひな壇に座っていて、ゲストとは距離があるものですが、ガーデンなら、カップルとゲストの距離が近くアットホームな雰囲気で和やかな時間を過ごすことができます。

(3)コストを抑えることができる

ガーデンウエディングはビュッフェやバーベキューなどアットホームな料理を提供することが多いので、その場合にはコース料理よりもコストを抑えることが可能になります。

コース料理の場合には、1人単価15,000円程度が一般的です。つまり、60人のゲストがいれば料理だけで90万円かかる計算に。この点、ビュッフェやバーベキューであれば、料理のコストを3分の2程度にすることもできます。

披露宴も形式ばらず、とはいえ二次会ほどくだけ過ぎない「1.5次会」のような形式にすれば、さらにコストダウンも可能。

ただし、あまりにコストダウンに気を配り過ぎて、ケチなイメージのウエディングになってしまうのは避けたいもの。大切なのは、質を保って節約することです。「ゲストの目線に立ったら、このパーティをどのように感じるか」を意識することを忘れないようにしてください。

実際にガーデンウエディングに出席したゲストのなかには「食事はビュッフェで品数も少なく、ボリュームも控えめだったのに、新婦は2度もお色直しをして、自分たちにお金をかけた印象だった」というネガティブなクチコミを寄せた例も。

結婚式は、参加してくれるゲストがいて初めて成り立つもの。節約をする時には、ゲストへの感謝の気持ちを忘れずに、料理や引き出物には慎重に判断することをおすすめします。

ガーデンウエディングのデメリット

ガーデンウエディングのデメリットは、何といっても天候対策。
雨天の場合には、スムーズにセカンドプランに移行できるように万全の準備が必要です。

(1)天候対策はしっかりと

ガーデンウエディングは、寒さ・暑さ対策はもちろん、万が一雨が降った場合に備えて、セカンドプランの準備を進めることが大切。予報次第では、屋内のパーティにスムーズに移行してくれる式場を見つけるのも大切です。
屋内のプランに移行できない場合には、雨具やテントの準備をどのように準備してくれるのかもしっかり確認しておきましょう。

(2)立食だけでは辛くなることも

ガーデンウエディングでは、ビュッフェやバーベキューの料理が一般的ですが、自由に移動できて盛りあがりやすい反面、立ちっぱなしになりやすく疲れてしまうことも。

「芝生にシートを敷いて、いつでも座れるようにした」というパーティも、要注意。年配のゲストがいる時には、「足が悪くて直接シートに座るのが辛い」という方もいらっしゃいます。
ですからどんなパーティでも、いつでもすぐに座れる椅子の用意は必須です。

また、、格式を重んじる年齢のゲストにとっては、ガーデンウエディングがカジュアル過ぎてなじめないこともあります。
そのような懸念がある場合には、事前にていねいに自分たちの考えや気持ちを説明しておくことが大切です。

まとめ

以上、ガーデンウエディングの意味やメリット・デメリット、費用などについてご紹介しました。ガーデンウエディングを行ったカップルの中には「天候対策で5月に挙式したのに、挙式当日は真夏日になってしまい、ゲストが熱中症になってしまった」という冷や汗な体験をした人もいます。
雨天に備えた対策だけでなく、室内に休憩室を設置するなど、熱中症対策も念入りに行うようにするといいですね。

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